身近な外国人との交流・気をつけること

身近な外国人との交流・気をつけること

みなさんが暮らしている地域で外国人を見かけたことはあるでしょうか。

 

観光スポットや大型百貨店などでは旅行に訪れているであろう人々を見かけますし、以前に比べて陰りはありますが「爆買い」目的で有名ディスカウントショップや家電量販店で買い物をする人々の姿を見たことがあるという人はいると思います。

 

 

 

では、学校や職場といったより身近なところで外国人を見かけ、関わったことはあるでしょうか。

 

私は学生の頃に韓国から留学をしていた男性と、引越しやイベント会場の設置を主とするある種の「何でも屋」で働いていた時に台湾出身の男性と実際に交流をした経験があります。

 

外国人とは言葉や文化が違い、できることなら関わりたくないと思っている方も多いと思います。

 

そんな方々に、彼らとの交流をもっと知ってもらえる助けになればと思い、私の経験をまとめました。

 

 

 

 

 

<交流のきっかけ>

 

もし自分が新しいクラスに編入されたり、新しい職場に配属となったときに外国人がいたら、どのように話しかけてよいのか分かりにくいと思います。

 

例えば政治・歴史的理由で日本との関係が芳しくない国の出身の方には話しかけてよいものなのか、相手はどれくらい日本語を理解できるのか、などのように初対面の日本人と接する時以上に神経を使うことはあります。

 

 

 

私の場合は学校や職場で最低限のコミュニケーションができればいいので、別に友達になる必要はないと割り切りました。

 

いきなりフレンドリーに声をかけたり質問をするのではなく、作業をする中で挨拶や「お疲れ」「頑張ろう」などの軽い声掛けから始め、あとは共に目標に向かう中で自然と打ち解けることができました。

 

 

 

 

 

<言葉の壁>

 

学業や就職のために日本に来ているとは言え、彼らの日本語は完璧なわけではありません。

 

我々が外国語を習得し、実践レベルまで引き上げるためには相応の時間と努力が必要なのと同じなので、「日本に来るなら日本語で話す努力をしろよ」という風に切り捨てるのはよくありません。

 

 

 

相手がどうしても日本語で言い表せないこと、逆に私たちが外国の方に伝えられないことは外国人と交流していれば必ずあります。

 

そういった時は身振りや手振りを交えたり、スマートフォンで画像を検索して見せるなど、やり方次第で相手にこちらの意図を伝えることが可能でした。

 

 

 

 

 

<交流して感じたこと>

 

わざわざ日本に来るということは、少なからず日本に興味を持っていたり、日本のことをよく思っている筈です。

 

実際に彼らと仲良くなって話を聞いていると「思っていたより良かった」ということがいくつかあったと言っていました(逆に聞いていた事と違ったということもあります)。

 

私は別に観光大使ではないので、無理に彼らに日本を好きになって欲しいなどとは思いませんし、何でもかんでも押し付けて「日本はいいところだろう?」というのは傲慢です。

 

 

 

ですが相手が興味を持ったり好意を抱いたことをしっかり覚えておくことは交流を深める重要なポイントです。

 

職場で出会った台湾の方は、台湾出身のプレーヤーが現在も何名か在籍し活躍している日本のプロ野球に興味を持っていて、偶然私も野球好きだったので話が弾みました。

 

学生の頃出会った韓国からの留学生は寿司や日本にある韓国風の焼肉店が気に入っていたので、彼を含めた仲間と食事に行くときはそういった場所を選ぶなど、相手に合わせることで交流のきっかけを作りました。

 

 

 

東京五輪招致の際に「おもてなし」という言葉が大々的に取り上げられたました。

 

「おもてなし」の精神は大切だと思いますが、過剰なサービスや気遣いはただの「機嫌取り」だと私は思います。

 

厳しい言い方かもしれませんが、観光目的以外で日本に来る方はいつまでもお客様気分でいられても困ります。

 

なので、外国人と接するときはいつでも下手に出るのではなく、言わなくてはいけないことは厳しく言い、相手に合わせる時はこちらから歩み寄るといった適度なバランスが大切だと感じました。

 

 

 

 

 

外国人と交流をするのは実際に難しいです。

 

ですが彼らも同じ人間で、交流してみるとその人の面白さや魅力に気づきます。

 

たった二人ですが私は彼らと交流を持って良かったと思いますし、自信にもなりました。

 

外国人とも付き合えるのだから日本人と付き合うのはもっと簡単だろうと思うようになり、以前より人見知りをしなくなったのは外国人と交流して良かったことです。

 

もし身近に外国人がいるという人は積極的にコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。きっとあなたの視野が広がると思います。